【7/6追記2】失敗(TMCステッピングモーター)
今回は恥ずかしながらidbox静音化改造時の失敗の記録です。
ホント恥ずかしい失敗なのであまり書きたく無いですが、同じ失敗をする人もいるかも知れないので参考までに記載します。
ネットで静音のモータードライバー(TMC2100)と言うものの存在を知り、早速試してみることに。
いろいろ探して、結局aliでコレ↓
http://www.aliexpress.com/snapshot/7787313420.html
を購入。
数日で届きました。
この商品、安いしVrefの調整は普通の小さいプラスドライバーで出来るし、ピンもハンダ付け済み。さらにヒートシンクも熱伝導?両面テープ付きで致せり尽くせりだった。後は、不要ピンをニッパーで折って差し替えるだけ。だったのだが。。
挿す方向を間違えました!
正しくは下の写真の向きが対応してるのでこの向きで挿し替える。(いずれも右上がGNDになってることが分かると思います。)
良く確認したつもりが間違って挿してしまい、電源を投入したところ数秒でプラスチックの溶ける匂いが。。
そしてマイコンボードから煙が発生\(^o^)/
確認したところ、モータードライバーは4個とも死亡。そしてマイコンボードもお亡くなりになってました(^^;;
アホな間違いをしたものですが、これから試してみようかと言う方は十分に気をつけてくださいね。
ちなみに修理後はしっかりモーター音が抑えられましたことをご報告します^ - ^(まだ動作確認程度ですが。)
追記
xのみ静音化した状態でvrefを0.8Vに設定したところ、下のような結果に。
見事にx方向にずれて行っちゃってます。
しょうがないので熱暴走にビビりつつvrefを0.9Vに。
ちょっとマシになったけどまだずれる…。
さらに1.0Vまで上げてみる。
また失敗。
さらに1.05Vに。
ん?逆方向にずれた?
ネットで調べたらどうやら電圧が低いとトルク不足で脱調し、電圧が高いと熱暴走で脱調するらしい。
逆にずれたという事は熱暴走?
そういえばidboxの基板ルームの蓋を開けっぱなしで動かしていたけど、これのせいでファンが空気を循環出来てない?
という訳で蓋を閉めて再度vref1.06Vで挑戦。
ちなみに、熱電対温度計を買ったのでドライバーのヒートシンクの温度をモニターしていたが、脱調した辺りでは80度位まで上がっていた様に思う。
蓋を閉めたら多少下がるか?温度が下がれば脱腸は防げるか?
結果は、、、
いい感じに温度も下がり、脱調も起こらない様です。
さて、良く考えたらtravel時にズレてた。
つまり、travelが早すぎるので遅くしたらトルク不足ならないんじゃね?とここで気付く。
slic3rのspeed設定を弄ってvref下げれるか再挑戦だー!
ということで、travelのヘッドスペードを130mm/sから80mm/sへ。
vrefを0.8Vへ。
結果、脱腸の仕方は緩やかになったがやはりずれて行く。
いろいろ試してみて、結局1.0Vに。travelのヘッドスピードは80mm/sに。
取り敢えず、x軸はこれで様子みますー。
y軸はドライバ予備がもうないので再入荷待ちです(^^;;
【7/6追記2】
朝起きたらx軸脱調していた。
2時間の少し大物だったせいか、2回ほど脱調した形跡。
結局1.1vまで上げた。
さてどうなることやら。